音楽劇「マリウス」 180613
マリウスの感想だけじゃなくてそれに至るまで。
音楽劇「マリウス」
そう発表されてから1年らしい。
まさか西畑担じゃないわたしが1日2公演とは思ってなかった。だって自担の出演ではなかったから。自担が出てなくても楽しそうだったら1公演いってもいいかなあって浅い考えでいた。
4月4日、マリウス始まる2ヶ月前に代役が照史くんに決まった。行くしかないって気持ちに変わって、
6月13日の昼公演も夜公演も行くことになった。
練習期間が少ない中で、どんな感じになるのか楽しみで、「桐山らしいマリウスを演じてください」的なこと翼くんから言われてて小道具も翼くんが使ってたのを使ってるらしくて、出演者さんがあげていく松竹座の様子見たらめちゃくちゃ楽しみになってたのには間違いない。
ちょっと前に歌舞伎入れたり、
いろんなことでモチベはちょっと下がってた。
松竹座の前に行けば、わたしが行っていた松竹座と違って異空間で。昼と夜では看板も違って見えた。
いざ、松竹座の中に入って見たら
旅行気分で入るだけで楽しかった!!
ただ、マリウスが始まるとマリウスも見たいしプティとニャも見たいし細かいところも見たいし目が足りなさすぎる。
1931年のマルセーユ。
ファニーもマリウスもお互い好きなのに、誰もが認める結婚なのにお互いがお互いのことを考えるからこそ結果が辛くなっていって、ファニーはマリウスと結婚したいのに「奥さんを持たない」とか言うから振り回されて。周りにもプッシュされてても、ファニーはマリウスの夢の後押しになっちゃって。
その裏でプティは花売りのニャにだんだん惚れて。
気づけばプティとニャは実っててめちゃくちゃ可愛いカップル。
マリウスが1年半経って帰って来た時にはお互いがまだ思い続けてるのにファニーは子どものためにパニスと結婚しちゃって、子ども作って海に出てしまったマリウスのいなかった存在はおっきくて。お互いが思ってても、叶わない中でまたお別れをすることになって。
恋模様が切なすぎる。
こうやって思い出して書くだけでも泣きそうになる
マリウスが瓶運びながら出てくるだけでかっこよくて、昼と夜ではアドリブの違いが普通に笑わせてくれた。わたしの入った位置は上手でストーリー進んでて下手で歩いてくるいろんな人たちの会話が聞こえてきて、プティがめっちゃ笑顔でニャ連れて「いこっ♡」って言って歩みを進めていったときにはなんかきゅんってした(笑)
夜公演、ファニーがパニスにプロポーズされたことをマリウスに伝えた後、パニスがお店にルンルンでやって来て、ずっとスキップ続けるからマリウスもファニーも笑いが止まらなくて、パニスとファニー2人で話してる時なんてずっとファニー笑ってて、マリウスが歌うシーンでもファニーは笑ってて「なんで笑ってるんだよ」ってセリフがアドリブで入ってた。
マリウスが船に乗ってしまって、少し経ってからマリウスからの手紙をみんなで待って、郵便屋さん来ないかなあ〜ってお店の扉開けて確認するプティがひょっこりはん(笑)そのあと土地の名前教えるから、わたしの席から左右でひょっこりはんになってたのめちゃくちゃ1人でつぼってた(笑)郵便屋さんが攻められて答える時に後ろでマネするのめちゃクチャかわいいプティ!!!
マリウスの歌には1人大きな声量と歌詞に込められた思いと抱きしめて歌うから感動させられた、プティの歌は健気な可愛さが残ってて、歌うたびに可愛さが降りかかって来て恋する少年めちゃくちゃ可愛いやんってなった。ファニーの歌は、めっちゃ美声で歌詞もストレートに入ってきて気づけば聞き惚れてた。
劇中のフラメンコもかっこいいのにカーテンコールの時のフラメンコは1番気合い入ってらように見えて、いろんな思いが込められたフラメンコを踊る姿はやっぱりかっこよかった!!ファニーの真似して踊ってたり、プティもマリウスがフラメンコするカーテンコールではノリノリでプティもずっと踊ってた☺︎
いつもなら松竹座でセンターを飾るアイドルの姿ばっかり見るプティ役の大吾くんも8ヶ月ぶりに松竹座で俳優として、1ヶ月前にはアイドルとして見たマリウス役の照史くんもいつもとは違って見えたし、マルセーユで頑張って働いてるの見えてそれだけで感動した( ; ; )アマデウスだって泣いたけど今回も泣かされた。
マリウス号の旅は最高に楽しかった旅でした!
マルセーユに行ってからわたしは風邪をひきました